魚のいない?釣れない東京湾ですが、アジの魚影はそこそこは濃いようで、ここらへんの釣り人からは絶大な人気の釣り物のアジですが、とりわけ横浜近辺のアジの魚影は濃く「横浜アジング」なんて言われて親しまれており、アジンガーには人気になっております。
しかし、私自身今シーズン始まって以来、調子が悪くあんまり釣れていないのが現状です。釣れている人は釣れているようですが、横浜アジングは甘くはなく、私のようなへっぽこアングラーは厳しい洗礼を受けております。
なので最近はアジングは少々疎かになっており、マゴチングにはまってしまっていました。
そして最近、付近の海釣り公園でアジが大爆釣しているとの情報を聞き今回期待を込めて出撃してまいりました。
コンディション
・釣行時間 19:30~21:15
タックル
【ブルーカレント】
ロッド:ヤマガブランクス 20ブルーカレントⅢ 510
リール:シマノ 13ソアレBB C2000PGSS
ライン:サンライン エステルライン 鯵の糸 0.3号/1.5lb
リーダー:フロロ0.6号
釣行
釣り場に付いたのは19:30。まだ空は少し明るいです。日中は雨が降っていたためか人は少なく、釣り場内でランガンできそうです。
潮は満潮からの下げ始めで、このポイントは下げの方が自分的には釣果がいいです。
漁みたいな釣り
私と少し離れた隣のサビキ師の方がアジをコンスタントに釣っているのが確認できました。どうやら集魚灯を使っているようです。
私は集魚灯というものが正直好きにはなれません。
釣りの楽しみかたは人それぞれ、そんなことは重々承知なのですが、科学の力で無理矢理集めた魚を釣って楽しいのか?まるで漁じゃないかと正直感じてしまいます。
1匹1匹追い求める。そんなロマン釣り師で私はありたい。
ただ本当人それぞれで人の勝手だからな~あんまし強く否定もできません。もしかしたら食べるためだけにやってるのかもしれませんし。
集魚灯という害悪
ここのポイントのサビキ師達は、集魚灯や集魚ライトを使う人が多くいます。当たり前にその方が釣れるからです。
集魚灯を付近で使われると魚が釣れなくなります。そりゃそうです。周りの魚は集魚灯の方へ集まってしまうのですから。
神奈川県では集魚灯の類いは使用禁止
実は神奈川県では集魚灯の使用は禁止されています
ただ私は禁止だとかうるさいことを言うつもりはなく、例え禁止じゃなかろうが周りの人に迷惑掛けるような「自分さえ良ければ」みたいな釣り方はやめてほしいだけです。
後からやってきて隣で集魚灯なんか使われるととても腹ただしいです。
釣り場内をランガンする
ベテランアジンガーさんいわく、このポイントは日によってアジの溜まってる位置が変わるようです。
今日の当たりポイントがどこかにあるかもしれません。釣り場は空いているのでアジを探して歩き回ります。
しばらく探っていると表層で小さいアタリがあるポイントを発見、釣り上げることに成功しました。
正体はクロムツの幼魚でした
DASH海岸にほど近いThe東京湾って感じの場所で釣れるとは思いませんでした
クロムツは深海魚で幼魚のうちは浅瀬で過ごし、30センチくらいになったら深海に潜るようです。南のほうではわりとポピュラーな魚ですが、ここらの海は深海には遠い気が…
足下でアタリ頻発
中層よりやや下くらいで「コツコツ」とアジらしいアタリが頻発するポイントを発見
このポイントは足下にアジがいることが多いです。
ブリブリのうまそうなアジが釣れました
やはり足下にアジの群れがいたようです
その後も
20センチ超えのブリブリアジが入れ食いに
最近は釣れても豆アジばかりだったので久しぶりに青物らしい引きを堪能することができました。
10匹ほど釣ったでしょうか、アタリが少なくなってきたので納竿と致しました
最後に
このポイントは各所に常夜灯があり、その日の当たりを見つけることが大事です。そして光があたっているとこにいることもあれば、まったく光の当たらない足下にいることも多く、手前を丁寧に探ることでいい釣果に繋がりますね。そしてなんとなくですが、下げ潮の時にアジの寄り付きがいいような気がしますね。なんとなく